DHシンポジウム「図書資料の構造化 研究データとしてのテキストデータ構築」の共催(7月21日)(終了しました)
最終更新日: 2024年07月31日
DHシンポジウム「図書資料の構造化 研究データとしてのテキストデータ構築」を共催します。
- 日時:2024年7月21日(日)10:00~17:30
- 場所:慶應義塾大学三田キャンパス北館
DHシンポジウム開催報告
当専攻が共催した本シンポジウムは、北館に国内のみならず海外からも含めて111名の参加があり、大変盛況なものとなりました。
午前中は、図書資料の構造化の一例としてTEIを採り上げ、Oxygen XML EditorとTEI古典籍ビューワを用いたハンズオンセッションが実施され、60名以上がこれに取り組みました。
午後は、当専攻の永崎教授がconvenor及び運営委員をつとめるTEI Consortium, East Asian/Japanese Special Interest Groupの活動報告が行われ、永崎及び国文学専攻の岡田一祐准教授、これに加えて九州大学の中川奈津子准教授が分担して近年の活動について説明しました。その後、斯道文庫の佐々木孝浩教授により、書誌学からみた文献研究の課題とデジタルへの期待に関する講演が行われました。
続いて、ポスター発表が行われ、国内各地から集まったテキスト構造化に関する23件の活動報告がありました。これも大変盛況なものとなりました。
最後に、総合討論が行われ、テキスト構造化に関する具体的な手法や研究データ構築についての全体的な戦略と技術等が議論されました。