DH教育国際シンポジウムが開催されました

DH教育国際シンポジウム / International Symposium on DH Education

デジタル・ヒューマニティーズ教育の最前線:欧州と日本の事例を通じて



https://sites.google.com/view/dhed2025/

2025年9月23日、慶應義塾大学三田キャンパスG-Labおよびオンラインにて、DH教育国際シンポジウム「デジタル・ヒューマニティーズ教育の最前線:欧州と日本の事例を通じて」が開催されました。本会は、人文学と情報技術が交差するDH領域において、教育がいかにあるべきかを国際的な視座から議論する重要な機会となりました。

当日は、欧州からはオランダのホイヘンス研究所及びアムステルダム大学のKarina van Dalen-Oskam先生、ケルン大学のØyvind Eide先生、日本からは東京大学の大向一輝先生に加え、本専攻から安形教授、そして、慶應義塾ミュージアム・コモンズから本間友准教授が登壇し、永崎教授が司会をつとめました。そして、各大学のカリキュラム構築や実践事例について報告が行われました。急速に進展する技術環境の中で、次世代の研究者に求められるスキルや倫理観、そして指導法のあり方について活発な意見交換がなされ、参加者・登壇者双方にとって今後の教育研究活動への多大な示唆を得る場となりました。

本イベントには、本専攻も後援として開催に協力いたしました。情報の組織化と活用をテーマに含む本専攻にとって、DH教育は極めて親和性の高いテーマです。今後もこうした国際的な学術交流の支援を通じ、図書館・情報学に関わる様々な学術研究に貢献してまいります。

最終更新: 2025/11/25/ 06:11