大学院 修士課程(図書館・情報学分野)

概要

 大学院のカリキュラムは,修士課程開設以来,情報メディア,情報検索(情報処理),情報システムを大きな柱として構成されてきました。

 修士課程の1年次には,約40単位ほど開講されている科目群の中から自由に選択できます。なお,修士論文指導科目(科目名が「・・講義演習」となっている科目)と研究論文紹介とその検討を行う「抄読会」(情報分析論)が必修科目です。また,指導教授の指示により他の専攻等で開講されている科目を履修することもできます。

 大学院学則では,32単位を取得した後に,指導教授の指導のもとで,修士論文を執筆することができることになっています。

 修士課程では修士論文を提出し合格することが修了の要件となっています。

 修士論文の作成にあたっては,3回程度,全大学院生と全教員が参加する中間発表会が開催され,その進展状況を発表することになっています。毎年,11月に修士論文の題目を学生部宛に届け,1月末までに論文を提出します。2月下旬~3月はじめに修士論文面接があり,合否が決まります。

科目一覧 科目内容
情報学特殊講義I 情報の発生,記録,伝達,処理に関する情報の表現形式,メッセージの伝達,および処理方法。
情報学特殊講義II 情報の発生,記録,伝達,処理に関する情報の表現形式,メッセージの伝達,および処理方法。
情報学特殊講義III 図書館・情報学の基本文献の講読。
情報学特殊講義IV 図書館・情報学の基本文献の講読。
情報学特殊講義演習I 修士論文指導。
情報学特殊講義演習II 修士論文指導。
情報メディア特殊講義I 情報伝達の諸メディアを解説,検討。情報の流れ,研究者等の利用特性。
情報メディア特殊講義II 情報伝達の諸メディアを解説,検討。情報の流れ,研究者等の利用特性。
情報メディア特殊講義III 科学コミュニケーションにおける情報メディアの構造と機能。
情報メディア特殊講義IV 科学コミュニケーションにおける情報メディアの構造と機能。
情報メディア特殊講義演習I 修士論文指導。
情報メディア特殊講義演習II 修士論文指導。
情報検索特殊講義I 情報検索の高度化に結びつく基本的なアプローチ・理論・技術。
情報検索特殊講義II 情報検索高度化に結びつく基本的なアプローチ・理論・技術。
情報検索特殊講義III 情報を組織的に蓄積するための理論,特に索引および抄録作成と索引言語。
情報検索特殊講義IV 情報を組織的に蓄積するための理論,特に索引および抄録作成と索引言語。
情報検索特殊講義演習I 修士論文指導。
情報検索特殊講義演習II 修士論文指導。
情報システム特殊講義I 情報システムをその構成単位と機能という面から把握し,システムのオペレーション,デザインおよびマネージメントを扱う。さらに情報システムの分析・評価方法を含む。
情報システム特殊講義II 情報システムをその構成単位と機能という面から把握し,システムのオペレーション,デザインおよびマネージメントを扱う。さらに情報システムの分析・評価方法を含む。
情報システム特殊講義III インターンシップ科目。
情報システム特殊講義IV 情報システム運営上の諸問題。
情報システム特殊講義演習I 修士論文指導。
情報システム特殊講義演習II 修士論文指導。
調査研究法I 図書館・情報学の領域における各種の研究および調査の基本的方法,情報の探索法。
調査研究法II 社会科学分野の研究調査方法。
情報分析論I 図書館に関する研究論文の要約の発表と検討を行う抄読会。
情報分析論II 図書館に関する研究論文の要約の発表と検討を行う抄読会。