修士課程(図書館・情報学分野)

大学院のカリキュラムは、修士課程開設以来、情報メディア、情報検索(情報処理)、情報システムを大きな柱として構成されてきました。

修士課程の1年次には、約40単位ほど開講されている科目群の中から自由に選択できます。なお、修士論文指導科目(科目名が「・・講義演習」となっている科目)と研究論文紹介とその検討を行う「抄読会」(情報分析論)が必修科目です。また、指導教授の指示により他の専攻等で開講されている科目を履修することもできます。

大学院学則では、32単位を取得した後に、指導教授の指導のもとで、修士論文を執筆することができることになっています。修士課程では修士論文を提出し合格することが修了の要件となっています。修士論文の作成にあたっては、3回程度、全大学院生と全教員が参加する中間発表会が開催され、その進展状況を発表することになっています。毎年、11月に修士論文の題目を学生部宛に届け、1月末までに論文を提出します。2月下旬~3月はじめに修士論文面接があり、合否が決まります。

授業科目については「科目一覧」をご覧ください。

修士課程(情報資源管理分野)

大学院修士課程(情報資源管理分野)については、「社会人大学院」のページをご覧ください。

博士課程

博士課程では、指導教授の指導のもとで、博士論文執筆のための研究を行います。博士論文を提出し学位を取得するか、毎年、4単位ずつ、3年間に12単位を修得すれば、課程を終えます(単位取得退学)。ただし、毎年、抄読会に出席しなければなりません。

2006年度から博士課程は昼夜開講制となり、働きながら夜間の授業を履修することができるようになりました。

博士課程の目的は、研究に基づき博士論文を提出し、学位を得ることにあります。

文学研究科では博士課程に入学ののち、6年の間に学位請求論文を提出した場合には、課程による博士としての審査を受けることができます。

なお、図書館・情報学専攻では「博士学位請求論文の申請および審査に関する内規」を定めています。詳細は大学院文学研究科の図書館・情報学分野のページをご覧ください。

図書館・情報学専攻の博士課程設置科目は「科目一覧」の通りですが、各年に抄読会にあてる二つの科目以外は、いずれも研究指導を行う科目です。