研究会と卒業論文

研究会

 いわゆる「ゼミ」は,第3学年の後半(秋学期)から始まります。3年次の科目名は「図書館・情報学研究法」,4年次は「図書館・情報学研究会」です。第3学年の学年はじめの春学期の履修申告では,全員が図書館・情報学研究法(L)を申告します。  第3学年の図書館・情報学研究法は,各教員ごとにクラスが設置されています。学生は,春学期末(6月末)にどの教員の研究会を志望するかを順位をつけて申告します。その希望に基づいて秋学期以後の研究法と研究会が決定されます。ただし,教員一人当たりの担当学生数には上限が定められているので,第一順位の教員の研究会とはならない場合もあります。  第4学年の図書館・情報学研究会(A~H)は,教員別となっています。

卒業論文

 図書館・情報学専攻では卒業論文作成を通じた学生一人一人の個人研究は,とても重要だと考えています。一連の過程を経て卒業論文を作成することによって得られる認識,知識,スキル,それに自信は,大学生活の集大成となります。  そこで,全学生に卒業論文の提出を義務づけています。卒業論文は,教員の指導を受け,研究会での議論に加わることにより,誰でも一定水準の成果をあげることができます。 第4学年の図書館・情報学研究会が卒業論文指導にあてられ,卒業試験は卒業論文の審査で代えられます。  卒業論文の指導の一環として,学生と教員が参加する卒業論文中間発表会を毎年9月に開催しています。また,卒業論文執筆説明会を10月に開いています。  さらに,図書館・情報学専攻では卒業論文提出後の1月末から2月はじめに卒業論文の口頭試問を行っています。